亀田興毅のポンサクレックとの引退試合について

今更ながら、亀田興毅ポンサクレックとの引退試合についてボクシング好きの俺が書いてみよう。

 

亀田興毅がボクシング復帰って聞いて、色々楽しみにしてたけど相手がポンサクレックと聞いた時にはなんか虚しくなったし、相変わらずの亀田マッチメイクだなって思った。

 

ボクシングから引退して、実は好青年だったみたいな売り方で好感度も上がってきてたのに、やっぱりボクシングに関わるとこんなマッチメイクしちゃうんだよな。亀田って。

 

亀田興毅も引退してから、ジムの経営もうまく行かず、喧嘩別れした協栄ジムにトレーナーとして出戻ったりと、お金に困ってたんだろう。

ポンサクレックもお金に困ってて、両者の思惑が一致して今回の試合になったんだろうと思う。

 

全盛期のポンサクじゃなく、40歳のポンサクなんか4回戦にも勝てるか怪しい。しかも100戦ほどしてる身体はダメージが蓄積している。

対する亀田なんかまだ31歳で、しかもこれまでの試合も対戦相手をしっかり選んだ上でのあの亀田スタイルなんだから、身体に蓄積してるダメージは少ないと思う。

 

JBCにも公式な試合と認められず、グダグダのなか6回戦の10オンスグローブの非公式試合になったことも、正直冷めた。

 

 

試合の感想

まず、AbemaTV の演出が微妙だった。

可哀想だけど、リングアナを女にするのはやめたほうが良かったんじゃないの。

甲高い声で、入場呼び込むのって見てて恥ずかしくなるし、ボクシングって感じがしなかった。あと、両者紹介のアナウンスも肩書きをつらつら述べて長すぎ。

ポンサクも元世界王者って雰囲気はなく、トゥクトゥクの運転手かよ。って風貌でやる前から速攻負けそうな雰囲気が漂っていた。

試合が始まると、ポンサクの動き、もう全盛期のものじゃなく、衰えすぎ。まぁ世界戦でもなく、日本の人気ボクサーの引退試合の相手として連れて来られたわけだから、頑張る必要全くないんだけど。

結局、2R目に亀田がワンツーでダウンをとってテンカウント待たないでのレフリーストップ。

レフリーもあのポンサクの動き見てたら、即ストップしたくなるよね。

危ないもん。

 

試合後、コーナーによじ登って、得意の「シャァコラー」が出たんだけど、あの当たり亀田の感覚って普通のボクサーとやっぱ違うなって思った。

 

あと引退試合といいながら、今度はロマゴンとやると言った当たり。ロマゴンが帝拳のプロモートっていうのは当然亀田も知ってたと思うけど、次の日帝拳の浜田代表に速攻で断られてた。現世界王者でも世界ランカーでもない亀田と試合するメリットはロマゴン側にはないよね。こういうことを言うところはやっぱ亀田なんだけど。亀田のボクシングなんてすっかり世間から忘れられてたから、三男はまだ現役だから、三男の亀田和毅に注目を集めるためにもこういうことしたのかな。

 

まとめ

ただね、計量を両者しっかりクリアしたのはすごいと思う。