技能実習生奴隷論

どうも、ゆうさくです。

最近、日本にも増えてきている外国人労働者。その多くが、外国人技能実習生だという。ニュースなどでもよく取り上げられているこの問題だが、こちらのブログでも書かれているが、今日は外国人技能実習生の奴隷化について語ろうと思う。

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外国人技能実習生とは何か?

詳しく書くと長くなるので、省略して書く。

外国人技能実習生の本来の目的は発展途上国などの労働者を日本に研修や実習とういう名目で入国させて、3年間の労働(実習)をさせて、母国にその技術を持ち帰らせるという国際貢献の制度である。今現在は技能実習生が働ける職種は74職種134作業があり、

人手不足の第一産業(農業,漁業,林業)から建設、製造、食品加工関連など多岐にわたる。そして毎年、新たな職種は追加されている。

技能実習生の出身国は昔は中国人が圧倒的に多かったが、現在はベトナム人が増えてきている。それに続きミャンマーやフィリピン、インドネシアなどだ。

 

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奴隷化する技能実習

技能実習生は奴隷なんてネットやニュース新聞でも言われており、海外からも言われている始末。ただ、はっきり言って奴隷になるのはしょうがない。もともと技能実習生の職種に入っている仕事なんてものは、日本人がやりたがらないから外国人の労働者に頼らざる得ない状況な訳だし、大半の雇用主も日本人のような給料は払えない。

技能実習生は地域で定められた最低賃金で働き、その中から寮費や健康保険、年金などが差し引かれるのだ。給料に関しても言えば、雇用主がもっと出せば彼らの生活が潤ったり、家族送金ができるなんて声もあるが、たとえ最低賃金で雇っていても、社会保険や年金は半分は会社負担だし、技能実習生を派遣する組合や現地送り出し機関にも毎月1人あたり3万円の管理費を払わなくてはならない。

そして、技能実習生を雇う会社は大半が中小企業。技能実習生の営業会社は営業をかける際に実習生はまじめだし、休まない、遅刻もしない、残業も喜んでるといったような、まるで作業用ロボットでも売るかのような営業をかける。

東南アジアで働いた経験のある僕からしたら、こんな上記みたいなやつほとんでいないけどね。

これによって会社側から見た技能実習生は心理的に奴隷のようなものだ。

そして実習生側も現地の送り出し機関に日本にいけば稼げると大金を払っていることもあって彼らも必死に働かざるを得ない環境が出来上がる。

ひどい送り出し機関になると保証金をとっており、3年未満で帰国すると保証金を取り上げてしまうところもあるようだ。

こういう事になると実習生も途中で辞めれないので、会社側の理不尽な扱いにも耐えなくてはならなくなる。

 

まとめ

個人的にこの問題はずっと続くと思っていて、たとえ業界が組織をしっかりまとめて不正な会社や組合を取り締まったとしても、増え続ける実習生の数に対応仕切れないし、

そもそも技能実習生を雇う業界は奴隷体質があるようなところばかりだし、日本にきた実習生が3年間その会社でしか働けないというところに大きな問題があるよね。


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